発表番号II-1A-5
発表タイトル 音声対話におけるロボットの外見と明滅光源ASEがユーザの印象に与える影響
筆者氏名・所属 小林 一樹 (信州大学)
船越 孝太郎 ((株)ホンダ・リサーチ・インスティチュート・ジャパン)
山田 誠二 (NII/総合研究大学院大学/東京工業大学)
中野 幹生 ((株)ホンダ・リサーチ・インスティチュート・ジャパン)
小松 孝徳 (信州大学)
アブストラクト 本研究では,人間とロボットとの音声対話において,ロボットの外見の違いと明滅光源によるASE(Artificial Subtle Expressions)の有無が対話やロボット自体に対するユーザの印象に及ぼす影響を調査した.対話実験では,明滅光源ASE要因として光源の有無の2水準を,外見要因として箱型と人型ロボットの2水準を設定した.外見の違いを比較するために,台座型の明滅光源デバイスを開発し,その上に各対話対象を設置した.実験参加者にホテル予約課題を行わせたのち,アンケート調査を実施したところ,対話の印象に関しての因子分析により抽出された因子のうち,安心性と娯楽性に関する因子において外見の主効果に有意傾向が認められ,箱型の方が安心で娯楽性が高い印象をユーザに与えていることが示唆された.
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