発表番号P-1
発表タイトル バーチャルな擬人化エージェントの外見要素がもたらす印象の因子分析と情動伝染効果の関係
筆者氏名・所属 松井 哲也(成蹊大学)
山田 誠二(国立情報学研究所,総合研究大学院大学,東京工業大学)
アブストラクト 本研究では、バーチャルな擬人化エージェントの性別および人種によって、ユーザに与える影響がどのように変化するかを調査した。実験は3つの条件で行い、それぞれの実験でエージェントを参加者に見せ、印象に関するアンケート調査を行い因子分析を行った。その結果、人間型のエージェントの印象を分析する際には従来の"Experience-Agency"モデルではなく、"Reality-Familiarity"モデルが有用であることが示された。また、情動伝染効果との関連についても調べ、Familiarityとポジティブな情動伝染に強い相関があることが明らかとなった。
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