発表番号P27
発表タイトル 身体的なインタラクションを通した他者性の認知過程の検討
筆者氏名・所属 坂本 孝丈 (静岡大学)
竹内 勇剛 (静岡大学)
アブストラクト ロボットなどの自律的な動作をする人工物は,初対面の人にとって未知の存在となり得る.しかし,このような存在を他者と見做す過程は明らかとなっていない.そこで本研究では,未知の存在を円形の影で表現し,人が影とどのようなインタラクションを行うのかを観察した.結果として,影が自分の位置に応じて動く場合に,影を「追う」,「蹴る」といった人の行動が促された.このことから,自らの行動と対象の振る舞いが対応付けられる場合にインタラクションが促されることが示唆された.
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