発表番号P-18
発表タイトル エージェントの内部状態の推論における心理・感情状態に関する実験的検討
筆者氏名・所属 北村 文乃(立命館大学大学院)
林 勇吾(立命館大学総合心理学部)
アブストラクト 対話エージェントの内部状態を推定する際に,エージェントの外見や表出する態度がどのような影響を及ぼすのか検討を行った.実験1では外見のデフォルメ度を独立変数とし、実験2ではフィードバック時の感情表出の有無を独立変数として検討した.親近感の高いデフォルメされた条件(実験1)・エージェントの内部状態を言語情報として伝達する条件(実験2)が、ユーザーからエージェントへの働きかけを多く引き起こし円滑に内部状態の推定が行わせると推測される.どのような外見・態度表出が適切なのか,インタラクション場面やユーザの特性の関係の中で詳細に検討していく必要性がある.
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