HAIシンポジウム2025の予稿集公開にあたって | |
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第19回となる本シンポジウムの会場である近畿大学東大阪キャンパスE館は,3年前の2022年4月における近畿大学15番目の新学部「情報学部(KDIX)」の開設(および私の着任)と同時に竣工した新しい建物です.この3年間で建物に変化はありませんが(多少の汚れはあるかも),本シンポジウムのテーマであるヒューマンエージェントインタラクションを取り巻く状況は生成AIの急激な普及で大きく様変わりしました.これまではWizard of Oz法によって人力で行うしかなかったような実験が本物の自律エージェントによって遂行されるようになり,チューリングテストという言葉が忘れ去られてしまう日がもうすぐやって来るのかもしれません.本シンポジウムの1か月後には万博が開催されます.ヒューマンエージェントインタラクションと関連の深いパビリオンもありますので(KDIX一期生がロボットの動きの制作に参加しています),ぜひ再び大阪に足を運んでいただければと思います.最後になりましたが,本シンポジウムは多数の運営委員,プログラム委員,協賛企業の方々のご協力によって成り立っております.この場を借りて感謝申し上げます.
2025年2月28日
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