発表番号G-33
発表タイトル 第四の壁を破る参加型オーバーハードコミュニケーションの検証
筆者氏名・所属 福島 かなで (慶應義塾大学大学院理工学研究科)
川島 遼介 (慶應義塾大学大学院理工学研究科)
大澤 博隆 (慶應義塾大学理工学部)
アブストラクト SDGsのような社会善の達成に向けて、態度変容のみならず当事者意識や自己決定感といった変容への意識に働きかけるエージェント説得手法が求められる。先行研究で態度変容に有効とされてきたオーバーハードコミュニケーション(OHC)では、社会的存在感の低さゆえに状況を過度に俯瞰することが懸念される。そこで我々は、予備調査を通してOHCによる説得の効果と課題を示した上で、エージェント間の会話を観察しつつ時折語りかけられる『参加型オーバーハードコミュニケーション(P-OHC)』を提案する。66名を対象に行った、直接説得・OHC・P-OHCの比較実験の結果、P-OHCでは当事者意識と自己決定感において高い評価を得ており、環境配慮行動の選択率も最も高いことが示された。本結果は、間接的説得に適度な関与を加える手法の有効性を示唆する。
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