発表番号I-1A-2
発表タイトル 生物らしさの知覚に伴う脳活動 ー実際の生物とロボットを用いてー
筆者氏名・所属 福田玄明 (東京大学 大学院総合文化研究科)
植田一博 (東京大学 大学院総合文化研究科)
アブストラクト 我々は生物と非生物を見分けることができると考えられている.この能力はアニマシー知覚と呼ばれ,我々の社会的行動の基礎となると言われ,どのような対象が社会的な存在と見なされるかを知る上で重要である.本研究ではアニマシー知覚を支える脳活動を調べるため,見た目を隠された対象が生物か非生物かを判別する課題に伴う事象関連電位を計測した.その結果,アニマシー知覚には,対象に生物らしさを付与する過程と対象の生物らしさを知覚する過程の二つの処理過程を含むことが示唆された.
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