発表番号 | 3A-3 |
発表タイトル | 対人相互作用のモデル化の位置づけについての考察 |
筆者氏名・所属 | 大森隆司 (玉川大学) |
アブストラクト | HAIには多様なモデルがあるが,モデルの関係の整理は不十分である.本稿は研究者間の議論の材料として,HAIのモデルの相互関係について二つの視点を提示して議論する.本議論では,HAIの目指す対人インタラクションの本質は相手の内的過程へ働きかけてその認識・行動を変えることとする.その際,働きかける主体がAgentであることがどのような効果を持つかが一つの主要な論点となろう.そこで本稿は,(1) 働きかけの手段が人間の認識・行動決定過程のどの部分に効くか,(2)相手が心を持つ「主体」であると考えることの効果,という二つの視点からHAIの手法・モデル・デバイスを整理することを検討する.このようなHAIの整理が妥当であるか,会場において多くの方々と議論することで,HAIのモデルの在り方について検討したい. |
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