発表番号V-1
発表タイトル 身体操作を行うエージェントとの共同タスク遂行インタラクション
筆者氏名・所属 森 裕子 (大阪工業大学)
神田 智子 (大阪工業大学)
アブストラクト 身体操作は,人前ではタブーをされるノンバーバル行動であるが,親しい人間間の会話においても頻出する.我々は,エージェントに新操作を実装し,身体操作を行うエージェントと人間のインタラクション評価を行ってきた.先行研究では,くつろぎの身体操作を実装したエージェントは,身体操作を行わないエージェントよりも,エージェントに対する親近性の低下が軽減した.一方,神経質な身体操作を実装したエージェントとのインタラクション評価では,エージェントの見かけの精神安定度が低い結果となった.本研究では,この2種類の身体操作を実装したエージェントと砂漠の遭難課題に取り組む問題解決型のインタラクション上での身体操作の効果を検証した.その結果,タスクの種類によって身体操作の効果が異なることが示唆された.
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