発表番号G-20
発表タイトル シンプルなモノラル音によるユーザの左右情報認知の実験的考察
筆者氏名・所属 山田 雅博(明治大学 先端数理科学研究科)
小松 孝徳(明治大学 総合数理学部)
山田 誠二(国立情報学研究所、総合研究大学院大学、東京工業大学)
アブストラクト 私たちの身の回りでは,左右の方向情報を伝えるために音声が用いられている.しかし,音声が用いられる場合,ユーザが言語を理解している必要がある.そこで著者らは,音自体の性質によって左右の方向情報を伝えることができるのではないかと考えた.本研究では,シンプルなモノラル音の長さの違いで,左右の方向情報を伝えることが可能かどうか及び,どのような音情報を使用すべきかを考察する実験を行った.本実験の結果,モノラル音の長さの違いが伝わった際に左右の方向情報を伝えられることが明らかになった.
論文 PDFファイル