発表番号P-20
発表タイトル ユマニチュードエージェントのケア前マルチモーダルインタラクションに向けた基礎的検討
筆者氏名・所属 万 キン(関西大学大学院)
米澤 朋子(関西大学)
アブストラクト 認知症高齢者の介護手法として,「見る」「触る」「話す」「立つ」を組み合わせたユマニチュードというケア技術がある.本稿では,認知症高齢者の生活を支援するケア前の導入的インタラクションをスムースにすることを目的として,「見る」と「触る」のユマニチュード方式を用い,壁に投影したバーチャルエージェントを,ユーザの顔の向きに合わせて視界に入るよう移動させ,次第にユーザに近ずくようにエージェントを拡大し,空気砲を用い,ユーザに接触感覚を提示するエージェントシステムを提案する.エージェントが親近感,信頼感,存在感や自然さをもたらすかをWOZ法で実験で検証する.
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