発表番号G-20
発表タイトル 缶蹴りにおける他者知覚を必要としない協調の実現
筆者氏名・所属 高田 亮介 (静岡大学)
坂本 孝丈 (静岡大学)
竹内 勇剛 (静岡大学)
アブストラクト 人と機械の関係は"人が機械を使う"という道具的な関係から"人と機械が協調する"という社会的な関係に変化してきている.人が他者と協調するためには,同一の目標に向けて相互に行動を調整する必要がある.本研究では缶蹴りを題材とし,ボトムアップに協調的な振る舞いを構築する強化学習を用いて,敵・味方の両方が相互適応して振る舞いを変化させるシミュレーション実験を行った.実験の結果,他者知覚を必要としなくても,1対1のインタラクションに対する報酬系がエージェント間の協調的な関係を創発させることが示唆された.
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