発表番号P-13
発表タイトル 対話型擬人化エージェントの言語的配慮に対する受容性の異文化比較に関する研究 -クラウドソーシングによる大規模印象調査-
筆者氏名・所属 片上 大輔 (東京工芸大学)
山本 隆太郎 (東京工芸大学)
宮本 友樹 (東京工芸大学)
宇佐美 まゆみ (国立国語研究所)
アブストラクト 人は会話において相手と良好な関係性を築くために心理的距離や立場を考慮して言語的配慮を選択するといわれており,人とエージェントの会話においても,関係性構築に有効な言語的配慮が存在すると考えられる.Brownらによれば,ある発話行為によるフェイス侵害度は,「話者同士の社会的距離」,「相対的な力の差」,「当該文化における負担度」によって求まるとされており,AIや擬人化システムに対する考え方の違いなども含めて,ある言語的配慮の効果は別の文化では効果がないか逆効果となることも考えられる.HAIにおける言語的配慮の効果について,比較的大規模な調査を行ったのでその結果について報告する.
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