発表番号D-3
発表タイトル マインドリーディングとビヘイビアリーディングの認知発達
筆者氏名・所属 寺田和憲(岐阜大学)
今村悠人(岐阜大学)
高橋英之(大阪大学)
Irini Giannopulu(IHU-A-ICM Prisme-Pierre & Marie Curie University)
アブストラクト 人は対象の振舞い理解のためにmind-reading(意図スタンス)とbehavior-reading(設計スタンス)を使い分けている.意図スタンスでは他者の行為の振舞いの起源として心的状態を想定する.設計スタンスでは,表面的に観測可能な入出力関係によって他者の振舞いを記述する.本研究では,4,5歳児はロボットの振舞いをbehavior-readingではなくmind-readingによって理解し,7,8歳児ではそれが逆転する,すなわち,ロボットに対してbehavior-readingをするという実験結果が得られた.mind-readingは個体発生的にも系統発生的にもbehavior-readingよりも後に出現すると考えられているが,我々の実験結果はこの通説と整合しない.発表では実験結果の妥当性と認知発達モデルについて論じる.
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