発表番号 | G-14 |
発表タイトル | 対話型ロボットとドライビングシミュレータを用いた同乗者効果の検証実験 |
筆者氏名・所属 |
谷山拓未(京都産業大学) 上田博唯(京都産業大学) 中川善典(高知工科大) 朴啓彰(高知工科大) 小野浩(本田技研) |
アブストラクト | 本研究では対話型ロボットが高齢者ドライバーの事故のリスクを低減させる役割を果たすことができるという可能性を検証すること目指しているが、今回、ドライビングシミュレータを用いた予備的な実験を行ったので報告する。20人の被験者を二つのグループにわけ、ロボットあり条件ではドライビングシミュレータ上に設定した危険な場面を運転者が回避できたときにロボットが褒めるようにし、ロボット無し条件では運転者は一人で運転するようにした。それぞれの被験者について事故の数、設定した危険場面でのブレーキを踏むまでの時間などについて計測し、自由記述アンケートを実施した。その結果、適度な緊張、褒められる喜び、孤独感の解消、安心感といった感情において差がみられた。しかし、計測値には有意な差は得られなかった。これらに基づいて今後の実験方針についてもまとめて報告する。 |
論文 | PDFファイル |