発表番号D-2
発表タイトル 植物の動きを模したプロダクトデザインの提案とその印象評価
筆者氏名・所属 蔡 豊盛 (武蔵野美術大学大学院)
アブストラクト 本研究は良い印象を与えるために,動くという効果を加えた作品を制作し,それが実際に既存のプロダクトよりもポジティブな印象を与えるか,またそのプロダクトが自然な動きを伴った場合,動かない場合に比べてもポジティブな効果は高まるかを検証するため,自作照明器具の動きの有る場合,無い場合市販照明器具の場合の3つの場合において印象評価がどのように変化するのかを比較検討した.男女60名の実験参加者は3群にランダムに振り分けられ,照明器具が設置された空間に入室後,印象評価に関する質問紙へ記入した.印象評価の分散分析を行った結果,人工物が動きによって印象評価にポジティブな影響を及ぼすことが示された.
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