発表番号G-16
発表タイトル 仮想エージェントにおける神経質傾向と外向性の複合表現
筆者氏名・所属 柳 朋輝 (関西大学 総合情報学部)
米澤 朋子 (関西大学 総合情報学部)
アブストラクト 本研究では,性格特性の中でも神経質傾向(Neuroticism)と外向性(Extraverison)を仮想エージェントに表現できるかを検討した.まず,顔の表情によって神経質傾向を,体の向きとジェスチャの大きさによって外向性を,それぞれ表現するよう設計し,それらを複合することで神経質傾向と外向性の高低2段階を組み合わせた4種類のパーソナリティを表現できるかを検証した.検証の結果,感情の不安定性やネガティブな感情を多く表出することが神経質傾向を高めることが示唆された.また,神経質傾向が高くなるのに応じ外向性が低くなる傾向が確認されたが,表現方法によってはその影響が緩和されることが明らかになった.
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