発表番号G-18
発表タイトル 自己犠牲エージェントー人を搾取的にさせるエージェントの表情表出ー
筆者氏名・所属 伊藤 諒哉 (岐阜大学)
寺田 和憲 (岐阜大学)
セルス ドゥメル (アメリカ陸軍研究所)
アブストラクト AIは単なる機械であるが,人はしばしばAIを擬人化し協力的態度を取ることが知られている.その一方で, AIに対して人を搾取的にさせる要因やシグナルは未知である.本研究では,反復囚人のジレンマにおいて,社会的価値志向性によって計算される,自虐的,自己犠牲的,個人主義的な表情パターンを表出するAIに対して人が搾取の程度を変化させることを確認した.この結果は人の搾取性をシグナリングによって制御できることを示唆する.
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