発表番号G-3
発表タイトル 協力型カードゲームHanabiにおける暗黙のシグナルの分析
筆者氏名・所属 宮田 貫誠 (筑波大学院理工情報生命学術院システム情報工学研究群知能機能システム学位プログラム)
大澤 博隆 (慶応義塾大学准教授)
アブストラクト 協力ゲームHanabiを用いてエージェントと人間のプレイを比較し協調行動を分析する研究が多く行われている。これらの研究では、エージェントの得点は人間に及ばず、これは表情や会話等のゲームルール外の要素が影響している可能性がある。本研究では、webシステムを利用し、表情の伝達やヒントを出す順番の指定を制限した中で、Hanabi実験を行った。結果として、悩む表情を伝えることや、ヒントの順番を教える行動が得点に影響していることが示された。また、webシステム上では、エージェントと人間の組み合わせが人間同士よりも高い得点を取る傾向も見られた。
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