発表番号P-17
発表タイトル 自分に似せたアバターが環境情報による肌への影響を制御できるかもしれない
筆者氏名・所属 間瀨 朱璃 (香川大学大学院)
荒川 雅生 (早稲田大学大学院)
福森 聡 (香川大学大学院)
北村 尊義 (香川大学大学院)
アブストラクト 仮想空間内での自己アバターを変容させることで,心的な自信を増幅させ,能力の向上を試みるアプローチが存在する.その一方で,仮想空間内の環境を利用して,その環境情報から受ける美容効果の変容を得る試みは見あたらない.そこで本研究は,仮想空間に存在する自分に似せたアバターを観察することで肌状態の改善を促すシステムを提案する.そのために,本システムによって身体に影響を及ぼすまでの流れを知覚,認識,反応と段階をわけて効果的な提示方法やデザインの調査実験を実施した.その結果,ユーザーが自己に似せて加工したアバターの満足度が高ければ環境情報による肌への影響を制御できる可能性を示唆する知見が得られた.
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