発表番号P-26
発表タイトル 結露を模した映像による存在感の表現手法の提案
筆者氏名・所属 佐藤 保徳 (湘南工科大学大学院電気情報工学専攻)
小幡 祐樹 (湘南工科大学大学院電気情報工学専攻)
飛田 和子 (湘南工科大学)
本多 博彦 (湘南工科大学大学院電気情報工学専攻)
アブストラクト 我々の研究室ではコミュニケーションの新たな手法のキーワードとして「存在感」に注目し,研究を行ってきた.従来のコミュニケーションは,対面による会話やオンライン会議のように映像や音声,テキストなどを共有する直接的かつ情報量の多いものである.しかし,近年は会話よりも他者の存在のみを期待する作業通話によるコミュニケーションが広がりつつある.互いの作業を妨げない程度の情報量でも存在感を伝達できる作業通話を基礎として,「存在感」を緩やかに提示する手法を提案する.そこで,経時的な変化の表現が可能で,生物感や人間感を想起しやすい「結露」に注目した.本研究では結露を模した映像を用いたシステムの概要および実験計画について報告する.
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