発表番号 | P-57 |
発表タイトル | Agent adopterの存在を考慮したHAIモデルの実験的検討 -対話エージェントとの協力型Escape roomを題材とした責任帰属の分析- |
筆者氏名・所属 |
渡邉 英一郎 (電気通信大学) 宮本 友樹 (電気通信大学) 内海 彰 (電気通信大学) |
アブストラクト | エージェントの社会実装を想定した場合,エージェントの導入者が必ず存在する.しかし,これまでのHAI研究ではエージェントの導入者に対する印象や責任帰属は明らかになっていない.本研究ではエージェントの導入者をAgent adopter(以下,AA)と呼び,著者らが先行研究で提案したAAの存在を考慮したHAIモデルに基づいて,対話エージェントが引き起こすトラブルの責任帰属を検証する実験を行った結果を報告する.実験の仮説として,対話エージェントに対する擬人化性の帰属が高いほど対話エージェントに対する責任帰属が大きくなり,AAに対する責任帰属は小さくなると予想した.実験参加者は制限時間内に対話エージェントと協調タスクを行い,対話エージェントが引き起こすトラブルによりタスクが失敗するシナリオを体験し,擬人化性の帰属や責任帰属に関して主観評価した. |
論文 | PDFファイル |