発表番号P-59
発表タイトル 半自律モチベーションマネジメントAIの開発
筆者氏名・所属 土門 広香 (日本大学)
飯田 愛結 (日本大学)
福田 聡子 (日本大学)
大澤 正彦 (日本大学)
アブストラクト 近年,コミュニティや組織内での気遣いやモチベーションマネジメントの重要性が注目されている.本研究では,大規模言語モデル(LLM)を利用してモチベーションマネジメントを半自律化する手法を提案した.具体的には,マネジメントユーザが感じ取ったメンバーの心の機微に基づいて適切なタイミングでメッセージを送信するBOTを提案した.実験では,マネジメントユーザが評価した内容に基づくメッセージを送るBOT(BOT A)と,評価に基づかないランダムなメッセージを送るBOT(BOT B)を比較した.実験結果から,発表者が気遣いをされたと感じたのはBOT AよりBOT Bが多く,発表を聞いた上で反応していると感じたのはBOT AとBOT Bの間に明確な差はなかった.今後は,個々の評価に基づいたメッセージを生成する半自律モチベーションマネジメントAIの開発に向けて検証を続ける必要がある.
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