発表番号G-17
発表タイトル 感じられた生物性がRSVP法における正答率に与える影響
筆者氏名・所属 今泉 拓 (東京大学)
高橋 康介 (立命館大学)
植田 一博 (東京大学)
アブストラクト RSVP課題は、短時間で連続提示される画像からターゲットを検出する課題である。注意を引くターゲットは、検出率が高いと知られている。先行研究では、動物・植物・非生物といったカテゴリ間の検出率が比較されてきたが、統一的な見解には至っていない。本研究では、感じられる生物らしさが高い画像ほど検出率が上がるかどうか検討した。結果、カテゴリの影響よりも生物らしさの影響が大きいことが示された。この結果は、生物らしいエージェントが短時間の提示でも注意を引くことを示唆しており、HAI研究に示唆を与える。
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