発表番号G-5
発表タイトル 連続的な動作と思考による時間的文脈の設計:モデルベース対話デザイン
筆者氏名・所属 佐々木 康佑 (静岡大学)
西川 純平 (静岡大学)
白砂 大 (静岡大学)
森田 純哉 (静岡大学)
アブストラクト 対話では,動作や思考の連続が文脈効果を生み,後続の行動や認知に影響を与える.近年の深層学習に基づく動作生成アプローチでは,時間的文脈における人間の内部処理を近似することは困難である.本研究では,対話における認知プロセスをモデル化することで発話のカテゴリを連続させ,単語の大きさを相対的に比較するジェスチャーを通じて思考と動作の連続性を表現した.これにより時間的文脈を設計することを目指した.実験ではこの連続性が対話の評価に与える影響を検証し,人間との自然なインタラクションの実現への貢献を示した.
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