発表番号P1-47
発表タイトル To☆Be☆Chat:一日の肯定的な振り返りを起点にして「なりたい明日」を一緒に考える対話エージェント
筆者氏名・所属 大津 耕陽 (立命館大学)
木内 敬太 (独立行政法人労働者健康安全機構)
アブストラクト 未来の出来事に対して前向きな考え方をもって過ごすことはWell-beingな生活を実現していくうえで重要である.しかし,日々の生活の中で常に生活状況を肯定的に捉えて過ごすことは難しく,未来に対する不安を感じることが気分や行動に抑制的に影響することもある.本研究では,生活の中での区切りとなる「一日の終わり」に着目し,ポジティブ心理学の技法に基づく一日の振り返りと「なりたい明日」へのイメージを育む対話から,前向きな考え方の形成を習慣的に支援できるエージェントを提案し,その設計がユーザの気分や生活に対する考え方に与える影響を議論する.
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