発表番号P2-17
発表タイトル コミュニケーションロボットを用いた適応的人-XAIインタラクションに向けて
筆者氏名・所属 福地 庸介 (東京都立大学)
山田 誠二 (国立情報学研究所、総合研究大学院大学)
アブストラクト コミュニケーションロボットによって、人と説明可能AI(XAI)のインタラクションを促進できる可能性がある。しかし、動的に進行する人とAIの協調において、文脈に合わせてロボットの身体表現を適応的に活用する方法は明らかではない。そこで本研究は、コミュニケーションロボットが身体表現を用いて、説明のどの部分を強調すべきかを適応的に決定する手法を提案する。この手法では、特定の部分を強調した際のユーザーの判断への影響を予測することで、ユーザの判断とAIが提案する判断の差を減らそうとする。ユーザスタディの結果、AIの提案のパフォーマンスが高い場合に、本手法がユーザーをより良い意思決定へと導く可能性が示唆された。
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