発表番号G-14
発表タイトル AIの拒否応答における説明主体の影響
筆者氏名・所属 山本 晃平 (東京大学)
Chi-Lan Yang (東京大学)
谷川 智洋 (東京大学)
葛岡 英明 (東京大学)
アブストラクト 人間同士では,否定的状況における第三者の説明が当事者の印象改善に寄与する.本研究は,当事者AIがユーザの依頼を拒否する場面で,説明主体(当事者AI/第三者AI)の違いが印象評価に与える影響を検証した.説明非付与・自己説明・(第三者AIへ)説明委任・(第三者AIと)説明分担の4条件を設定し,主観指標と行動指標を測定した.結果,当事者AIの評価は自己説明と比較して,説明委任で低下し,説明分担では同程度に評価されたことから,同一内容でも説明主体の違いが印象を左右することが示唆された.また,当事者AIの事後印象は全条件で低下し,その否定的印象は第三者AIにも転移しやすく,第三者AIは拒否に直接関与しなくとも「拒否の念押し」と知覚され事後印象が低下した.これらの知見は複数AIとの対話における説明主体(エージェント)の設計方針に示唆を与える.
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