発表番号G-25
発表タイトル 聴覚刺激に対する生理信号・音響特徴・言語報告を統合した感情概念形成モデルの検討
筆者氏名・所属 植村 奏 (奈良先端科学技術大学院大学 数理情報学研究室)
谷内 洋介 (奈良先端科学技術大学院大学 数理情報学研究室)
日永田 智絵 (奈良先端科学技術大学院大学 数理情報学研究室)
池田 和司 (奈良先端科学技術大学院大学 数理情報学研究室)
アブストラクト HAI環境において人の感情理解は重要な課題であり、個々人の経験により構成される感情に適応できるモデルが求められる。本研究では、構成主義的情動理論にもとづき、音刺激提示時の生理信号、音響特徴、言語報告を統合し、感情概念を形成する計算モデルの構築を試みた。具体的には、36名に音刺激を提示し、生理信号(心拍波形、皮膚電気抵抗)と感情報告(尺度評定、言語報告)を収集し、多層マルチモーダルLDAにより潜在トピックとして感情概念を形成した。推定トピックと主観的感情評定との対応をランド指数で評価した結果、生理信号を統合したモデルは単一の生理信号およびランダム水準を有意に上回り、さらに言語情報を加えることで一致度が向上し、聴覚刺激に対する主観感情を捉えうることが示された。
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