発表番号III-2B-4
発表タイトル 語意獲得とはどのような問題か:普通名詞と指示詞の意味獲得の計算機シミュレーションに基づく考察
筆者氏名・所属 荒木 修 (京都工芸繊維大学 大学院工芸科学研究科)
深田 智 (京都工芸繊維大学 大学院工芸科学研究科)
尾関 基行 (京都工芸繊維大学 大学院工芸科学研究科)
岡 夏樹 (京都工芸繊維大学 大学院工芸科学研究科)
アブストラクト 語彙獲得がどのような性質の問題であるかを明らかにすることは,インタラクションを可能にする知能の解明と実現に向けての重要な一歩である.本論文では,「りんご」=(赤い∨青い)∧丸い,「あれ」=話し手から遠い∧聞き手から遠い,のような単語の意味を共起情報に基づき獲得する際に,どのようなことが問題になるかを計算機シミュレーションを通して調べた.獲得すべき論理式の複雑さの影響,普通名詞と指示詞が混在することの影響,指示対象候補となる物の数や物の種類の数の影響等について報告する.
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