発表番号P-14
発表タイトル 対話ロボットの言語的協同によるユーザの共感と対話継続欲求への効果
筆者氏名・所属 楊 潔(早稲田大学)
菊池 英明(早稲田大学)
アブストラクト 言語的協同は対話参加者が繰り返し発話などを通じて相手に似せた方法で対話に参与する行為である。本研究では人間同士の自由対話における繰り返し型の言語的協同の特徴量を分析した上で、対話ロボットによる言語的協同がユーザに与える効果を検証する。大学(院)生38人を対象としてWOZ法による対話実験を行なった。その結果から、対話ロボットの言語的協同がユーザの共感及び対話継続欲求に与える影響を明らかにし、ロボットへの否定的態度が強いユーザほど言語的協同の効果が高まることが示唆された。
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