発表番号G-1
発表タイトル 統合失調症患者の病状理解促進を目指した病状伝達ロボット導入の有効性に関する実験的検討
筆者氏名・所属 金今 直子(早稲田大学、高月病院)
大山 直子(高月病院)
上原 仁実(早稲田大学)
田和辻 可昌(早稲田大学)
松居 辰則(早稲田大学)
アブストラクト 統合失調症患者に対する病状評価では,治療者の観察に基づいた定性的評価が主流である.一方で,統合失調症患者の病識の欠如という観点から,コンピュータを通して数値などの定量的評価を提示する方法が有効であると期待されている.本研究では,病状評価をロボットが伝達する有効性を検討することを目的として,ロボットに定性的/定量的表現で病状を伝達させる実験を実施した.この結果,定量的表現を用いたほうがロボットの評価に対する信頼度が増加することが示唆された.
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