2019年3月8日(金)・9日(土) 専修大学 生田キャンパス 2号館

HAIシンポジウム2018受賞者のお知らせ

最優秀論文賞・優秀論文賞

24件の口頭発表の中から以下のいずれかの点で優れたご発表に対して最優秀論文賞(Most Outstanding Research Award),優秀論文賞(Outstanding Research Award)を選出いたしました.

  • 研究の新規性:HAI研究に対して新しい視点を与える研究である
  • 研究の影響力:HAI研究に大きな影響を与えうる研究である
  • 研究の完成度:HAI研究として完成度の高い研究である

プログラム委員による一次選考(口頭発表論文),および,実行委員,プログラム委員,顧問による二次選考(発表内容)の結果をうけて,得票数が顕著に多かった下記の2つの研究に対して優秀論文賞を授与することをプログラム委員会にて最終決定いたしました.おめでとうございます.受賞者には,賞状および副賞としてクリスタルトロフィーが授与されます.

優秀論文賞(Outstanding Research Award)2件

「エージェンシーによる内部状態推定の複雑度変化」
粟野 嘉隆*1,寺田 和憲*2,山田 誠二*3*4*1(*1 東京工業大学,*2 岐阜大学 *3 国立情報学研究所,*4 総合研究大学院大学)
「センシングした調理行動をネタに離れて暮らす親子を雑談でむすぶ複数のチャットボット~自動化システムによる2週間のユーザテスト~」
佐藤晃佑*1 大島直樹*1 青木良輔*2 武川直樹*1(*1 東京電機大学 *2 NTTサービスエボリューション研究所)

最優秀ポスター発表賞,優秀ポスター発表賞

38件のポスター発表の中から以下のいずれかの点で優れた発表に対して最優秀ポスター発表賞(Most Impressive Poster Award),優秀ポスター発表賞(Impressive Poster Award)を選出いたしました.

  • HAI研究に対して大いに刺激を与える内容であること
  • ポスターを活用して積極的に内容説明が行われること
  • 内容が十分に理解できるようポスターが構成されていること

参加者による投票結果に基づくプログラム委員会での審査の結果,得票数の多い順に下記の3つの研究に決定いたしました.おめでとうございます.受賞者には,賞状および副賞としてクリスタルトロフィーが授与されます.

最優秀ポスター発表賞(Most Impressive Poster Award)1件

「ヒューマノイドロボットのための顔位置予測を用いた人の顔追従制御」
岡藤 勇希*1,馬場 惇*2,中西 惇也*3,倉本 到*3(*1 立命館大学,*2 (株)サイバーエージェント,*3 大阪大学)

優秀ポスター発表賞(Impressive Poster Award)2件

「Pocketable-Bones:お互いの関心を共有しながら一緒に街のなかを歩くモバイルなロボット」
真弓 凌輔,長谷川勇輝,岡田 美智男(豊橋技術科学大学)
「Pelat:おぼつかない振る舞いをするロボットにおける内部状態の表出について」
佐々木 祐哉,見目 海人,香川 真人,岡田 美智男(豊橋技術科学大学)

学生奨励賞

学生奨励賞(Student Encouragement Award)については,計50件の学生による口頭発表,および,ポスター発表のうち,学術の向上に貢献する優秀な研究発表であり,今後の一層の活躍を期待できるご発表に対して奨励賞を選出しました.

ORA/IPA受賞にならなかった次点の学生を対象に,得票数の多い順に,下記の4つの研究に奨励賞を選出することをプログラム委員会による審査の結果決定いたしました.おめでとうございます.受賞者には,賞状が授与されます.

「子供型アンドロイドの接触反応表現のための柔軟な表情生成器と割り込み表情制御器の開発」
福岡慶太*1,石原尚*2*3(*1 徳島県立城東高等学校,*2 大阪大学大学院工学研究科,*3 JSTさきがけ)
「身体が消失するエージェントを用いたインタラクション設計」
松澤涼平*1,小林一樹*2(*1 信州大学工学部,*2 信州大学学術研究院)
「疑似母性(バブみ)を表出する発話機能付き膝枕型ロボットの開発」
清水 裕太郎,片上 大輔(東京工芸大学)
「人の選好を真似るロボットへの扶助行動の観察」
光國 和宏,奥 遼太郎,米田 貴行,小原 宗一郎,篠原 由美子,市川 淳,田中 一晶,西崎 友規子,岡 夏樹(京都工芸繊維大学)

社会応用期待賞

社会応用期待賞は,産業界の視点を入れた賞として,今後,企業との共同研究や社会への応用・発展が期待される優れた発表,あるいは,企業が資金援助したいと思う将来性のある発表に賞を授与します.

企業所属の一般参加者の投票結果に基づくプログラム委員会での審査の結果,下記の研究に決定いたしました.おめでとうございます.受賞者には,賞状が授与されます.

「エージェントによる高齢ドライバの運転行動改善と生体機能の関係 - 高齢ドライバの運転行動改善を促すドライバエージェント研究 - 」
田中貴紘,藤掛和広,吉原佑器,米川隆,稲上誠,青木宏文,金森等(名古屋大学 未来社会創造機構)