発表番号G-12
発表タイトル 優しい嘘をつくロボットを人はどう認識するのか
筆者氏名・所属 澤 佳達 (明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科)
小松 孝徳 (明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科)
アブストラクト 本研究では相手のことを思って悪意のない優しい嘘をロボットがついたときのユーザのロボットに対する印象を調査した.具体的には,ある行為の主体者が,相手に言いにくいことを伝えるような状況を再現したシナリオを設定し,行為主体が「人間」と「ロボット」,伝達内容が「本当」と「嘘の」を組み合わせた4パターンにおいて,行為主体がどのように評価されるのかを把握する実験を行った.その結果,行為主体に依らず,嘘をつくよりも正直に情報を伝達する方が好ましいという結果を得た.
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