発表番号G-15
発表タイトル エージェントが発する「準」自然言語の意味推測:しりとりが与えるヒント
筆者氏名・所属 勝 将也 (日本大学)
中島 綾乃 (日本大学)
菊池 華世 (日本大学)
中島 亮一 (京都大学)
大澤 正彦 (日本大学)
アブストラクト 本研究では, しりとりをしているという状況が「準」自然言語(自然言語の各音を「ド」と「ラ」に変換した音)で発せられた単語の推測に与える影響を調べた. 参加者はエージェントが「準」自然言語を発する動画を視聴した後, エージェントが発した音声が意味する単語を回答し, それに対する自信度を報告した. 実験参加者は, しりとりを想定させる・頭文字を知らせる・知らせないの3群に分けられた. 結果, しりとりを想定させる群は, 他の2群に比べて, 正答率と自信度が有意に高いことが示された. つまり, 「準」自然言語で表現された単語の推測に対して, しりとりをする状況から得られる情報が重要だと考えられる.
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