発表番号P-28
発表タイトル 一緒にテレビを視聴するコミュニケーションロボットの感情表現動作の改善
筆者氏名・所属 上村 真利奈 (NHK放送技術研究所)
金子 豊 (NHK放送技術研究所)
奥田 誠 (NHK放送技術研究所)
大亦 寿之 (NHK放送技術研究所)
佐々木 陸 (芝浦工業大学)
橋田 規子 (芝浦工業大学)
アブストラクト 筆者らは,テレビ番組を視聴しながらつぶやきや対話をするコミュニケーションロボット(テレビ視聴ロボット)の研究開発を進めている.人とロボットが楽しくコミュニケーションをとるには,言葉だけでなく印象の良い外観や,動作によって意図した感情が人に正しく伝わることが必要であると考えている.これまでに,手足や首に加え,目やまぶたを制御できる人型と,しっぽやLEDが制御できるペット型の2体のロボットの印象と,搭載した感情表現動作の感情の伝わり方について調査を実施した.本稿では,ペット型と人型の各部位の動作と,人への感情の伝わり方の関係性を分析した結果について述べる.分析結果から,人型はまぶたの部位が,「恥ずかしい」や「リラックス」の感情の伝わり方に影響し,ペット型はしっぽやLEDの部位が,「楽しい」や「悲しい」の感情の伝わり方に影響している傾向が見られた.
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