発表番号P-9
発表タイトル インタラクションによって発生するアニマシー知覚生成過程のモデル化-対象の停止時間が与える影響の検討-
筆者氏名・所属 安達 優菜 (早稲田大学人間科学部)
田和辻 可昌 (早稲田大学データ科学センター)
松居 辰則 (早稲田大学人間科学学術院)
アブストラクト 本研究の目的は,実物のロボットを使用し,人間とのインタラクションを含めたアニマシー知覚の生成過程のモデル化を行うことにある.特に,運動までに応答時間を有することが重要であるという知見から,本研究では,対象が刺激を受けてから反応を返すまでの応答時間とアニマシー知覚の程度との関係性を分析した.その結果,応答時間の時間的な変化パターンよりも,応答時間の存在そのものがアニマシー知覚発生に関与しており,特に0秒という応答時間が大きな影響を与えるということが分かった.
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