発表番号P-13
発表タイトル 多人数会話での置いてけぼり状況における同境遇botの存在の効果
筆者氏名・所属 中村 雅 (同志社大学)
飯尾 尊優 (同志社大学)
西村 友海 (九州大学)
小山 虎 (山口大学)
アブストラクト 本研究では、チャットでの多人数会話に交じれず孤立する「置いてけぼり」問題について取り上げる。「置いてけぼり」による排斥感の緩和のために、対象者と同様に「置いてけぼり」の立場にあるbotの会話参加という手段を提案する。この同立場botの効果を検証するために、そのbotの参加有無で条件を分け、Slack上で会話実験を実施した。実験の結果、同立場botあり条件の方が、実験参加者が感じた「置いてけぼり」の程度が小さいという結果が表れ、その存在が「置いてけぼり」緩和に繋がったと考えられる。
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