発表番号 | G-29 |
発表タイトル | 高齢者を対象としたメタバース環境における解決志向アプローチ:リフレクションが満足度と発話数に与える影響 |
筆者氏名・所属 |
下條 志厳 (立命館大学) 王 凱 (立命館大学) 木内 敬太 (独立行政法人労働者健康安全機構) 首藤 祐介 (立命館大学) 林 勇吾 (立命館大学) |
アブストラクト | 現在,日本では高齢者の社会的孤立が問題となり,カウンセラーだけではなく,システム主体の心理療法が求められている.ただし,カウンセラーの支援がなくても,没入感を高める必要がある.そこで,本研究では,メタバース環境における解決志向アプローチを用いた傾聴エージェントと対話技法であるリフレクションの有用性を検討した.その結果,傾聴エージェントとの対話が,人生の満足度が向上させることが分かった.また,リフレクションが,発話を促すことが分かった.この結果は,システム主体の心理療法における応答の実装に関する重要な知見を提供したといえる. |
論文 | PDFファイル |