発表番号 | P2-1 |
発表タイトル | アクションユニットレベルでの表情模倣と記号レベルでの表情模倣における共感性の比較 |
筆者氏名・所属 |
山﨑 真由香 (理研GRP/同志社大学) 港 隆史 (理研GRP) 飯尾 尊優 (理研GRP/同志社大学) |
アブストラクト | ロボットが会話相手の表情を模倣することで、相手に共感性を感じさせられることが知られている。しかし、先行研究は、相手の感情を認識しその感情に即した表情を提示する記号レベルの模倣を扱っていた。記号レベルの模倣は、模倣のプロセスも人間と異なり、模倣可能な表情が限られる問題がある。そこで本研究はアクションユニットレベルで表情を模倣するロボットシステムを開発し、共感性を感じさせる程度を記号レベルの表情模倣と比較する実験を行った。その結果、両条件で有意な差はなかったが、いずれの条件でも一定数の支持が得られ、場面に応じた効果的な使い分けが有効であることが示唆された。 |
論文 | PDFファイル |