発表番号G-8
発表タイトル 多人数対話場面での参与者による身体ねじりを通した対話への参入と持続
筆者氏名・所属 髙木 カレブ (静岡大学)
坂本 孝丈 (静岡大学)
市川 淳 (静岡大学)
竹内 勇剛 (静岡大学)
アブストラクト 本研究では多人数対話の新規参与場面における顔方向と身体方向の組み合わせで表現される“身体ねじり(body-torque)“に着目する.新規参与者は既参与者の身体的シグナルから内部状態を推定し,対話への参与のタイミングや,対話にどの程度参加するのかを決定していると考えられる.しかし,既参与者や新規参与者に配慮したうえで,対話への参与を促したり,参与を抑制したりするためのエージェントの行動デザインに関する研究は十分に行われていない.そこで,本研究ではフィールド実験を通して身体ねじりが新規参与者の振る舞いに与える影響を分析する.本研究は自主的に多人数対話を開始するロボットの行動デザインの手がかりになることを期待する.
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